
『日岡神社』は、兵庫県加古川市・日岡山の南麓に鎮座する、約1300年の歴史を持つ神社です。
古くから安産の神様として信仰を集めており、お宮参りや七五三詣りの時期には、たくさんの家族連れで賑わいます。
しめ縄をくぐり、石段を上がると外拝殿。
日岡神社の御由緒

日岡神社は、奈良時代・聖武天皇の頃の創建と伝えられています。
約1,300年の歴史を持ち、加古川市で唯一の延喜式内社として知られています。
延喜式内社とは、平安時代の法典『延喜式』の神名帳に記された、由緒正しい神社のこと。
創建当時は「正一位日向大明神」と称され、明治7年(1874年)に現在の「日岡神社」へと改称されました。
日岡神社の御祭神
日岡神社の御本殿には、5柱の神様が祀られています。
主祭神
- 天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)
第7代・孝霊天皇の皇子
相殿神
- 豊玉比賣命(とよたまひめのみこと)
安産・子孫繁栄・水の神 - 鸕草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
神武天皇の父 - 天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)
太陽神・高天原の最高神 - 市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)
航海安全・水の神
日岡神社の見どころ
大鳥居

境内の随神門から南へ約300m、住宅地のすぐそばに建つ大鳥居です。
JR日岡駅から参道を進むと、鳥居の外側に出るため、通過できない点は少し注意が必要です。
随神門

随神門をくぐると、いよいよ境内へ。
お正月には立派な門松が飾られ、初詣にも多くの参拝者が訪れます。
日岡神社の外拝殿と巨大絵馬

外拝殿の右手に、その年の干支が描かれた巨大絵馬が掲げられています。
かわいらしいデザインで、記念撮影スポットとしても人気です。
マスコットキャラクター

境内では、安産の神様にちなんだ
「安授姫(あんじゅひめ)」と「タケルくん」がお出迎えしてくれます。
お宮参り・七五三詣りで訪れる方へ
日岡神社は、安産の神様として信仰されてきたことから、お宮参りや七五三詣りで訪れるご家族も多い神社です。
境内は比較的ゆったりとしており、ベビーカーでも移動しやすいのがうれしいポイント。
春には桜を背景にした写真撮影スポットも用意され、晴れの日の思い出をやさしく残すことができます。
記念撮影のあとは、外拝殿前の巨大絵馬の前での一枚もおすすめです。
春の写真撮影スポット(4月)

春には、桜を背景に撮影できる特設スペースが設けられ、赤い和傘と紫の布が敷かれた長椅子が置かれます。
お宮参りや七五三の記念写真にもぴったりな、やさしく華やかな雰囲気の撮影スポットです。
日岡神社の境内社
住吉神社(航海守護)

- 底筒男命(そこつつのをのみこと)
- 中筒男命(なかつつのをのみこと)
- 上筒男命(かみつつのをのみこと)
熊野神社(縁結び)

- 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
- 伊邪那美命(いざなみのみこと)
稲荷神社(食物守護)

- 保食命(うけもちのみこと)
天満神社(学問)

- 少那毘古那命(すくなひこなのみこと)
- 菅原道眞(すがわらみちざね)
恵美須神社(福徳)

- 蛭子命(ひるこのみこと)
七福神・恵比寿様として、商売繁盛や大漁祈願のご利益があるとされています。
高御位(たかみくら)神社

- 大己貴命(おおなむちのみこと)別名大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
建部神社(たけべじんじゃ)

- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
- ご利益 出世開運・除災厄徐
石の盥(たらい)

石の盥(たらい)は、播磨稲日大郎女命が、大碓命、小碓命のを双子を産んだ際、産湯を使う時に使用された盥(たらい)と言われています。小碓命は後の『日本武尊』(やまとたけるのみこと)と言われています。
ここに置かれているものは「令和の石の盥」として創作されたもので、実物は日岡神社より南へ約1kmの美乃利地区に保存されています。
※ 実物の石の盥の様子は、こちらをクリックするとご覧いただけます。
🌿播磨稲日大郎女命が祀られている日岡陵は、日岡神社から徒歩2〜3分ほどの場所にあり、参拝とあわせて静かに手を合わせることができます。
日岡神社の手水舎

柄杓は置かれていませんでした。
日岡神社 安授殿

『安授殿』は大正13年に社務所として建築されましたが、老朽化が進んだため当時の外観を残しつつ、2020年に改修工事が行われました。
現在は御祈祷をされる方などの待合や休憩室として利用されています。
西側廻廊

西側には落ち着いた雰囲気の廻廊が続きます。
参集殿

参集殿では、神前挙式・披露宴・研修会・展示会など、さまざまな用途で利用されています。
入口左手が社務所になっています。
日岡神社の御朱印

日岡神社の御朱印は、中央に「式内社」の神社印が押された、格式あるデザインです。
御朱印の受付場所と時間
- 受付場所:参集殿入り口左手・社務所
- 受付時間:9:00 ~ 16:00
- 初穂料:300円
御朱印帳に記入していただくか、奉書紙に書いていただくこともできます。
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🌿御朱印をいただく機会が増えてきた方には、書き置き御朱印もきれいに保管できる専用ホルダーが便利です。
日岡神社へのアクセスと基本情報
最寄り駅

JR加古川線 日岡駅
加古川駅から丹波市の谷川駅を結ぶローカル線で日中は1時間に1本ほどの運行です。
無人駅で、どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気も魅力。


駅の待合所と切符の自動発売機。なんだかほっこりする空間です。

日岡駅に到着した電車。
基本情報
- 名称:日岡神社
- 所在地:〒675-0061 兵庫県加古川市加古川町大野1755
- 電話:079-422-7646
- アクセス:JR加古川線 日岡駅から徒歩約4分
- 駐車場:あり(約100台・無料)
- 公式HP:http://www.hiokajinja.or.jp/
アクセスマップ
初詣で訪れた日岡神社の様子
お正月には、随神門や拝殿が華やかに飾られ、初詣の参拝客で賑わいます。
1月7日に訪れた際は、初詣のピークを過ぎていたこともあり、境内は比較的静かで、落ち着いた雰囲気の中で参拝することができました。
🌿 日岡神社の初詣と特別御朱印については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ|安産の神様として親しまれる 日岡神社
日岡神社は、安産の神様として親しまれ、お宮参りや七五三詣りなど、家族の節目に訪れたい神社です。
境内は落ち着いた雰囲気で、駐車場も広く、初めて訪れる方でもゆっくりと参拝できます。
境内を抜けて日岡陵へと続く散策路では、森の中を歩きながら、静かに気持ちを整える時間を過ごすことができます。
さらに日岡山公園の展望台からは、加古川の街並みを一望でき、参拝の余韻を深めてくれます。
参拝や散策を楽しんだあとは、そのまま日岡山公園内でランチを取るのもおすすめです。
🌿 日岡陵・日岡山を散策したあとに立ち寄った ON THE HILLでのランチはこちら



