
『鏡の池』は、稲田姫命が八岐大蛇の難を避けるため、八重垣にお隠れになった時に飲み水とし、水面が鏡のように姿を映し出したことからその名が付いたとされています。
この記事では鏡の池の良縁占いの方法と意味を解説します。
島根県松江市 八重垣神社 鏡の池
鏡の池は八重垣神社の御本殿から少し離れた、境内奥地の佐久佐女の森にあります。
鏡の池の良縁占い

鏡の池で良縁占いをするには、神札授与所で占い用紙をいただきます。積み重ねてあるので、上から順番に取りましょう。
どれか選びたくなりますが、一番上の手にした用紙が自分に縁のある占い用紙だと思いましょう。初穂料は100円です。
和紙の用紙の真ん中あたりに「素戔嗚尊」「稲田姫命」二神の名の朱印が押されています。
池に占い用紙を浮かべる

池の水面に丁寧に用紙を浮かべます。すると文字が浮かび上がってきます。
神様からのメッセージと吉方位が書かれています。
この時は「恩に報いよ 運開ける 東~南 吉」でした。運を開くには、今までに受けた恩に報いることが大切だと教えていただきました。
硬貨を乗せる

鏡の池の水面に浮かべた占い用紙に10円または100円硬貨をそっと乗せ、お祈りします。
恋愛、結婚等の縁に限らず、様々なご縁や願い事を占うことができます。
私の占い用紙は、近くで早く沈みました。3~5分くらいで。
そんなに早く沈むと思わなかったので、池の向こう側にある「天鏡神社」にお参りをして戻ってきたら、そのタイミングでちょうど沈んでしまいました。
願い事が早くかなうという暗示なので良かったのですが、写真や動画に納める時間がありませんでした…。
早く沈んでしまうこともあるので、離れずに見ていたほうが良いです。
沈む時はじわじわと沈んで行くのかと思っていましたが、急に用紙がスゥーと二つに折れて、ストーンと落ちるように沈んでいきました。
八重垣神社 奥の院 天鏡神社(あめのかがみじんじゃ)

御祭神 稲田姫命
ご利益 縁結び、夫婦和合、安産、授児、良縁祈願のご利益
稲田姫命が八岐大蛇の難を避けるため、八重垣にお隠れになった時に、お姿を鏡の池に映してご覧になったことから美容のご利益もあるとされています。
佐久佐女の森への行き方

本殿のある境内脇の門をくぐり、階段を下りていきます。
鏡の池に向かう途中、蛇に遭遇


階段を下りて行く途中で、目の前を蛇が横切っていきました。
蛇は神様の使いと言われ、蛇が目の前を横切ることは幸運の兆しであり、成長と変化のサインであると言われています。
それも、神社の境内で蛇を見かけることは「神様に呼ばれている」「歓迎されている」証だそうです。
”変化を恐れず前に進み、成長すれば幸運が訪れますよ”という神様からのメッセージ だと受け止めます。

前を横切って行った蛇は、気の祠の中に入っていきました。
八重垣神社 手水舎

鏡の池側の手水舎。すぐそばには川が流れています。
佐久佐女の森の入り口

小さな川に架かる橋を渡ると佐久佐女の森と奥の院、鏡の池がある神域へと入ります。
夫婦椿 「子宝椿」

二本の椿が、途中でくっついて一つになっています。

森の奥へと垣根が続きます。
佐久佐女の森の大杉

佐久佐女の森には、夫婦杉と呼ばれる大杉が2本立っていましたが、そのうち1本が現在は、跡を残すのみとなっていました。
八重垣神社 鏡の池 アクセスマップ
基本情報
名 称 | 八重垣神社 鏡の池 |
所在地 | 〒690-0035 島根県松江市佐草町 |
交通アクセス | 車で JR松江駅より約15分 山陰道(松江道)松江中央ICより約6分 バスで JR松江駅4番乗り場より約20分 ⇒ 八重垣神社バス停下車 八重垣神社ご本殿境内から徒歩約5分 |
駐車場 | あり 無料 |
公式HP | https://yaegakijinja.or.jp/ |