出雲大社の境内でも最大級のパワースポットとも言われている『素鵞社』。その強大なパワーを秘めた『御砂』がいただけることで人気のお社です。

『素鵞社』は出雲大社の御本殿の後ろに位置し、御本殿と出雲大社全体を見守るように、階段を上がった少し高い位置に建っています。
後方には禁足地となっている八雲山がそびえます。
素鵞社 御祭神
御祭神『素戔嗚尊』 暴風雨の神、海原の神、厄払いの神
『素戔嗚尊』は三貴子(天照大御神、月読尊、素戔嗚尊)中の一柱で、天照大御神の弟神にあたり、大国主大神の親神様でもあります。
出雲国の肥河上で『八岐大蛇』を退治したことでも有名です。
出雲大社 素鵞社を参拝する前に行くべきところ
出雲大社『素鵞社』を参拝する前にぜひ行っていただきたい場所があります。それは、出雲大社から西へ約1kmの所にある『稲佐の浜』です。

『稲佐の浜』へは出雲大社の正門から『神迎の道』と呼ばれる、神々を迎える神聖な通りを西へ10分ほど歩いたところにあります。車で行くこともでき、無料の駐車場もあります。
稲佐の浜には浜のシンボルとなっている『弁天島』と呼ばれる大岩があり、岩の上には海の神である『豊玉毘古命』を祀る『沖御前神社』があります。
『稲佐の浜』の砂をすくって持ち帰る

稲佐の浜は『神在月』に全国の八百万の神々をお迎えする『神迎神事』が行われる神聖な浜辺です。
この稲佐の浜の砂をスコップなどですくって、ビニール袋などに入れて持ち帰ります。
波打ち際の砂をすくう時には、波が打ち寄せてきた時に砂をすくうようにしましょう。波が引くときに砂をすくうと、運気が引いていくと言われています。
素鵞社にお参りする

御本殿の参拝をしてから素鵞社に参拝します。参拝の作法は『二礼四拍手一礼』です。
お参りをしたら社殿の右側に回ります。
稲佐の浜の砂を納め、素鵞社の御砂をいただく

御砂の納め箱は素鵞社の床縁下の右方、左方、後方の3ヵ所あります。混み合っているときは左方に廻ると空いています。
納め箱に稲佐の浜の砂を納めます。同じ箱内で同量または少なめに『御砂』をいただきます。
スコップが置いてあるのでスコップですくって、持参した袋に入れて持ち帰ります。
素鵞社の後方にそびえる八雲山のパワーを頂く

『御砂』を頂いた後は、八雲山の岩盤に触れてパワーを頂きましょう。
八雲山は禁足地となっているため山に入ることはできません。八雲山自体が御神体とも言われています。
八雲山に直接触れることができるこの場所で、山肌に触れ神秘のパワーを頂きましょう。
素鵞社の床縁下以外に『御砂』がいただける場所

本来なら『素鵞社』にお参りをしてから『御砂』を頂く方が良いのですが、土日祝日などは参拝者も多く、長蛇の列ができている時には、30~40分以上時間がかかる時もあります。
どうしても時間がない!!という時は、『素鵞社』の参道わきに【お急ぎの方へ】という『御砂』がいただける場所が設けられていますので、こちらで『御砂』を頂くこともできます。
左側の箱に「稲佐の浜の砂」を納めて、右側の箱から「出雲大社の御砂」をいただいて持ち帰ることができます。
『御砂』の御利益

『素鵞社』で頂いた『御砂』は、家の敷地や玄関に撒くと土地が清められ、『厄除け』や『邪気払い』といった神様のご加護をいただくことができます。また、四隅に撒くと邪気を寄せ付けないと言われています。
『御砂』はお守り袋に入れて『お守り』として身に着けることもできます。
『御砂』を『お守り』にするにはどうすればいい?

『素鵞社』で頂いた『御砂』を『お守り』として身に着けて持ち歩きたい場合には、『御砂』をお守り袋に入れましょう。
まずは、持ち帰った『御砂』は水分を含んでいますので、なるべく早めに紙などの上に広げて乾燥させるようにします。
天日干しにする場合は、風のない日を選んで、飛ばされたりひっくり返したりしないように丁寧に扱いましょう。
お守り袋はお土産物屋さんで購入することもできますが、自分でオリジナルのお守り袋を手作りするのも素敵です。
お土産物屋さんで売られているお守り袋には、御砂を入れる透明のチャック袋が付いているものもあり便利です。
乾燥させた『御砂』をチャック袋に入れてから、お守り袋に入れます。
出雲大社の最強パワースポットとも呼ばれる『素鵞社』の『御砂』のお守りを身に着けて、ご利益を頂きましょう!

今回お守り袋は御本殿側と神楽殿側の間に流れる素鵞川に架かる橋の手前にある「出雲大社宮内 大社みやげ品 共同店」で購入。
製造元は創業明治40年の老舗の「(株)ひらの屋」で、表参道の神門通りには、お箸の専門店 縁結び箸 ひらの屋 を出店されています。
店頭で購入したお箸にはすぐに名入れをしてもらえますので、自分や家族へのお土産、贈り物としても喜ばれます。
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アクセスマップ
車でのアクセスは、各高速自動車道『出雲IC』を下りて、国道431号線で約11km 所要時間約18分
基本情報
名称 | 出雲大社 |
所在地 | 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 |
電話 | TEL 0853-53-3100( 8 : 30 ~ 17 : 00 ) |
参拝時間 | 6:00 ~ 19:00 左記の時間帯以外は銅鳥居より奥には入れません。素鵞社の参拝時間は 6 : 00 ~ 16 : 30 まで。 |
交通アクセス | JR出雲市駅から一畑バス【出雲大社・日御碕・宇竜行き】で約25分 |
駐車場 | 出雲大社に一番近い大駐車場 : 385台 道路を挟んだ向かい側の第二駐車場 : 360台 無料 |
公式HP | https://izumooyashiro.or.jp/ |