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高砂神社と相生の松|縁結びのご利益と境内の見どころ

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高砂神社と相生の松|縁結びのご利益と境内の見どころ

相生の松で知られる縁結びの高砂神社 
縁結びの神様 高砂神社の拝殿正面

兵庫県高砂市、縁結びの神様で親しまれている高砂神社へ、御朱印めぐりを兼ねて参拝に訪れました。

高砂神社は、一歩足を踏み入れると驚くほど見どころが詰まった神社です。

「こんなところにも見どころが?」と感じた参拝体験をもとに、境内を隅々までご紹介します。

高砂神社と相生の松

高砂神社は、瀬戸内の風を感じる交通の要所に位置し、古くから人々の往来を見守ってきました。

謡曲『高砂』の舞台であり、境内の「相生の松」は夫婦円満・長寿の象徴として親しまれています。

謡曲「高砂」にも詠まれた、夫婦和合と長寿の象徴「相生の松」
謡曲「高砂」にも詠まれた、夫婦円満と長寿の象徴「相生の松」

高砂神社の御祭神とご利益

高砂神社の拝殿と石碑
高砂神社の石碑と拝殿

御祭神

  • 主神
     大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 配祀
     素盞鳴命(すさのおのみこと)
     奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)

ご利益

国づくりや人と人とのご縁を司る神である大己貴命(大国主神)と、素盞鳴命、奇稲田姫といった夫婦神や、相生の松が祀られていることから、次のようなご利益があるとされています。

  • 縁結び
  • 夫婦円満
  • 長寿

高砂神社の見どころ

石の大鳥居

高砂市 縁結びの神様 高砂神社の大鳥居
縁結びの神様 高砂神社の大鳥居

よく晴れた日には、青空に白い石の鳥居が美しく映えます。

こちらの参道は、途中で車が横切る場所もあるため、歩く際は少し注意が必要です。

高砂神社の表門

高砂神社の表門。堂々とした瓦屋根と注連縄が印象的な入口
高砂神社の表門。堂々とした瓦屋根と注連縄が印象的な入口

境内への入り口となる表門は、瓦屋根に重厚な造りの四つ足門です。

ここから神域と入っていく場所で、自然と気持ちも引き締まります。

象頭山と刻まれた石燈籠

高砂神社境内の石灯籠。寛政十一年(1799年)象頭山の刻銘が残る江戸時代の灯籠
高砂神社境内の石灯籠

表門を入ってすぐ、両脇には階段が添えられた大きな石灯籠が立っています。

表側には「寛政十一年」、裏側には「象頭山(ぞうずざん)」と刻まれています。

象頭山とは、香川県の金刀比羅宮がある山の名称です。

この刻字からも、高砂神社が海運や人の往来と深く関わってきた要所であったことがうかがえます。

高砂神社の手水舎

高砂神社の手水舎。屋根付きで松に囲まれた落ち着いた参拝前の清めの場所
高砂神社の手水舎

瓦屋根付きの落ち着いた造りの手水舎。周囲の松の木々と調和した、静かな佇まいが印象的です。

参拝の前に、ここで手と口を清めます。

高砂神社の御神木「いぶき」

高砂神社の御神木いぶき。境内でひときわ大きく枝を広げる古木
高砂神社の御神木「いぶき」

境内でひときわ存在感を放つ御神木の「いぶき」。

御神殿の方へと大きく枝を広げる姿から、積み重ねてきた時間の長さが静かに伝わってきます。

この御神木には、一本の「杖」から芽吹いたという伝説が残されています。

九州の阿蘇神社 の神主が、京へ向かう途中に高砂の浦へ立ち寄り、持っていた杖を地面に突き刺したところ、そこから芽が吹いたと伝えられています。

松の木に囲まれた参道

高砂神社松が立ち並ぶ先に続く拝殿
松の木に囲まれた参道の先に現れる拝殿

境内には松の木が多く植えられ、海の気配とともに、穏やかで落ち着いた空気が流れています。

松の木に囲まれた参道を進むと、正面に拝殿が見えてきます。

参道の石畳で日向ぼっこする鳩の姿も、のどかで穏やかな感じがします。

高砂神社 参拝

高砂神社の拝殿正面。賽銭箱と鈴緒が並ぶ参拝の場所
高砂神社の拝殿正面。賽銭箱と鈴緒が並ぶ参拝の場所

高砂神社の拝殿には扉がなく、奥のご本殿まで見渡すことができます。

ゆっくりと鈴を鳴らし、静かに手を合わせます。

三代目相生の松が保存されている霊松殿

高砂神社 相生の松の霊木が祀られている霊松殿
高砂神社 相生の松が保存されている霊松殿

三代目 相生の松が保存されている霊松殿。

一本の根から雌雄二本の幹が寄り添うように生えていることから、夫婦円満と長寿の象徴とされています。

高砂神社を語るうえで欠かせないのが、謡曲「高砂」にも登場する相生の松の物語です。

老夫婦が松の化身として現れる物語を通して、「ともに生き、ともに歳を重ねる」ことの尊さが、時代を超えて語り継がれています。

兵庫スサノヲ四社詣 令和 8 年「丙午」の幕が張られています。

本多忠政と受け継がれた相生の松

相生の松の姿を見ることができる霊松殿

天禄年間からあったとされる高砂神社の相生の松は、初代から大切に受け継がれてきましたが、枯れ死にしてしまうこともありました。

この名木を惜しんだ姫路藩主の本多忠政が、寛永2年(1625年)頃に、三代目となる相生の松を植えたと伝えられています。

この三代目の相生の松は、やがて約30メートル四方に枝葉を広げるほどの大木へと成長し、大正13年(1924年)には国の天然記念物に指定される名木となりました。

その後、惜しくも枯れ死にしてしまいましたが、現在は霊松殿にその幹が大切に保存されています。

残された幹の太さや力強い枝ぶりからは、当時の壮大な姿が偲ばれます。

相生の松は、枯れてなお、その姿と物語によって、積み重ねられてきた時間の尊さを、静かに伝えてくれているようです。

五代目相生の松

高砂神社境内に植えられている五代目相生の松
高砂神社の象徴を受け継ぐ 五代目 相生の松。

現在、境内で見ることができる、高砂神社の象徴を受け継いだ、五代目の相生の松です。

まだ若木ですが、この先、幾百年もの時を重ね、再び名木と呼ばれる存在になる日を思い浮かべると、人の一生では叶わない、時の重みを感じます。

足元に落ちていた松の葉をひとつだけ拾い、大切に持ち帰らせていただきました。

若木の相生の松が、強く育っていく未来の時間に、自分のこれからをそっと重ねてみたくなったのです。

尉姥神社(じょううばじんじゃ)

縁結びの高砂神社 尉姥神社
高砂神社摂社 尉姥神社

御祭神

  • 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
  • 伊弉冉尊(いざなみのみこと)

尉姥神社は、謡曲「高砂」に登場する「尉(じょう)と姥(うば)」を祀る神社です。

相生の松に、「尉と姥」に姿を変えたイザナギ・イザナミの二神が現れ、夫婦の在り方を説いたことから、縁結びと夫婦和合の象徴として信仰されています。

高砂神社の能舞台

高砂神社の能舞台
高砂神社境内にある能舞台

謡曲「高砂」の世界観を今に伝える、高砂神社の能舞台。

能舞台の正面奥、「鏡板」に描かれた老松の姿に相生の松が重なり、この場所が謡曲「高砂」発祥の地であることが、静かに伝わってきます。

この松の絵にはハート型が3つ隠されているそうです。

1つはすぐに見つかると思いますが、あとの2つは、画像ではよくわからないかもしれません。

実際に訪れてハート型を3つ見つけてみてくださいね。いいことがあるかもしれません。

高砂神社の御朱印|種類が多く、選ぶ楽しさも

高砂神社 2月の限定御朱印 節分のモチーフ
高砂神社 如月 2月の色彩御朱印 節分豆まき

高砂神社の御朱印は種類も多く、月ごとに替わる限定御朱印や豆御朱印、西陣織の御朱印など、バラエティ豊かです。

どれにしようかと迷う時間も、参拝の楽しみのひとつになります。

今回は、迷った末に三種類の御朱印をいただきました。

また季節を変えて、何度も訪れたい神社です。

月替わりの御朱印も、これから少しずつ集めていきたいと思っています。

🌿 高砂神社でいただける御朱印の種類や受付場所・時間を、別記事でまとめて紹介しています。

高砂神社を訪れて

高砂神社は、境内の見どころや摂末社も多く、ゆっくりと時間をかけて巡りたい神社です。

参拝を終えたあとは、高砂神社から歩いて5分ほどの場所にある、古民家カフェ「古陰」でランチをいただきました。

高砂神社から高砂駅周辺にかけては、古い建物やレトロな街並みが残るエリアで、参拝とあわせて楽しみたい高砂の町歩きもおすすめです。

高砂神社のアクセスと基本情報

基本情報

  • 名称:高砂神社
  • 住所:兵庫県高砂市高砂町東宮町190
  • 電話:079-442-0160
  • 参拝時間:9:00 ~ 18:00
  • アクセス
     電車:山陽電鉄「高砂駅」から徒歩 約15分
     車:加古川バイパス 加古川西ランプから南へ10分
  • 駐車場:あり(無料)
  • HPhttps://takasagojinja.takara-bune.net/

マップ


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