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日御碕神社|下の宮『日沉宮』と上の宮『神の宮』の美しい景観

日御碕神社』は、島根半島の最西端、出雲市大社町日御碕に位置し、後方に海を望む夕日の聖地として知られています。

島根県 出雲日御碕神社

島根県道29号線沿いにある日御碕神社遠景スポットから撮影したものです。200m位は離れているので望遠での撮影です。

左側から下の宮『日沉宮(ひしずみのみや)』の本殿と拝殿、楼門、右端が上の宮『神の宮(かみのみや)』です。

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出雲 日御碕神社 ご由緒

日御碕神社』は、島根半島の最西端、出雲市大社町日御碕にたたずみ、朱色色鮮やかな社殿と彫刻が魅力の神社です。

楼門をくぐって正面に見える下の宮『日沉宮(ひしずみのみや)』と右手に上がった小高い位置にある上の宮『神の宮(かみのみや)』との2社からなります。

江戸時代初期に建てられた現在の社殿群は、朱色を基調とした色彩や細部の優美な手法は桃山時代の面影を色濃く残す建物です。

境内にある14棟の建造物と2基の鳥居からなり、昭和28年(1953)に国の重要文化財に指定されています。

日御碕神社 東側入り口鳥居 重要文化財

日御碕神社 東側入り口鳥居

播州(兵庫県)産の御影石が使用されていて重要文化財に指定されています。

手水舎

出雲日御碕神社 手水舎

右手で柄杓を取って水を汲み、左手に水をかけて洗い清めます。

柄杓を左手に持ち替え、右手を水をかけて洗い清めます。

再び柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぎます。

口を付けた左手にもう一度水をかけて清めます。

最後に柄杓を立てて残った水で、柄杓の柄を洗い清め元に戻します。

日御碕神社 朱色の楼門 重要文化財

出雲日御碕神社 楼門

目を引く朱色の楼門を見上げると、蟇股の彫刻には身近な動物や植物、龍など様々なデザインが施されています。

出雲日御碕神社 楼門の狛犬

楼門の中にいる木製の狛犬

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門客人社(かどまろうどしゃ) 重要文化財

出雲日御碕神社 門客人社

ご祭神 櫛磐窓神・豊磐窓神

門客人社は、門番の役目をする櫛磐窓神と豊磐窓神が祀られた社殿で、楼門を入ってすぐに参道の両脇に向かい合って2棟配置されています。

下の宮『日沉宮(ひしずみのみや)』 重要文化財

下の宮『日沉宮(ひしずみのみや)』

楼門をくぐって参道の正面にあるのが日沉宮です。

ご祭神 天照大御神

ご利益 広く幸福と平和、健康、長寿、五穀豊穣、産業発展

日出るところ伊勢神宮は、「日の本の昼を守り」、日御碕神社は「日の本の夜を守る」とされ、出雲は日が沈む聖地といわれています。

天照大御神を祀る日沈宮は、もとは日御碕の南西沖に浮かぶ経島(ふみしま)に祀られていたものを天暦2年(948)に現在の地に移したとされています。

出雲日御碕神社 日沈宮

日沉宮の拝殿と奥に玉垣に囲まれた本殿があります。

日沉宮の妻飾り 天照、月読、素戔嗚の3姉弟を表す

出雲日御碕神社

日沈宮正面から右へ回り込むと高台があり、本殿を横から見ることができます。

妻部分には、中央に太陽、右に月、左に星と思われる美しい彫刻があります。

太陽、月、星はそれぞれに天照(アマテラス)、月読(ツクヨミ)、素戔嗚(スサノオ)の3姉弟を表しているといわれています。

上の宮『神の宮(かみのみや)』 重要文化財

上の宮『神の宮(かみのみや)』

ご祭神 素盞嗚尊(すさのおのみこと)

ご利益 厄除開運、災難除け、商売繁盛、家内安全、交通安全、子孫繁栄

素戔嗚尊を祀る神の宮は、現社殿の後方にある隠ヶ丘(かくれがおか)に祀られていたものを、安寧天皇13年に現在の地へ移したとされています。

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神紋石舎

出雲日御碕神社 神門石社

神社の神紋「三ツ柏」の由来にもなった柏の葉の化石が祀られています。

稲荷神社

出雲日御碕 稲荷神社

御祭神 土祖神(おおつちのみおやのかみ)・大己貴命(おおなむちのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

御井神社 (みいじんじゃ)

出雲日御碕神社 御井神社

ご祭神 天村雲命(あめのむらくものみこと)

天村雲命(あめのむらくものみこと)は、日本神話に登場する神で、天孫降臨の際に高天原から水種を移したと伝えられています。

荒祭宮

出雲日御碕神社 荒祭宮

御井神社の左手の石段を上がったところにある小さなお社です。

ご祭神 速荒雄命(はやすさのおのみこと)

十九社摂末社と宝庫(重要文化財)

出雲日御碕神社 十九社摂社末社

江戸時代末期に境外で祀られていた摂末社の一部を現在地に移してできた神社で、多くの摂末社が祀られています。

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蛭児神社(ひるこじんじゃ)

出雲日御碕神社 蛭児神社

ご祭神 蛭児命(ひるこのみこと)

えびす様として商売繁盛のご利益があるとされています。

韓國神社

出雲日御碕神社 韓国神社

ご祭神 須佐之男命・五十猛命(イタケルノミコト/イソタケルノミコト)

日御碕神社 朱色の廻廊 重要文化財

出雲日御碕神社 回廊

白い壁に朱色の柱、緑の格子が印象的な廻廊です。

西参門

出雲日御碕神社 西参門

駐車場からすぐの西参門は廻廊と繋がっています。左手にある建物は禊所です。

日御碕神社の御朱印 受付場所と時間

出雲日御碕神社 神在月の御朱印

神在月の御朱印

日御碕神社の神在月の御朱印は書置きのみになります。

書置きの用紙には高台から見た日御碕神社が描かれています。

真中に日御碕神社の墨書きと朱印、左側に参拝の日付、右側に奉拝と朱書きで神在月と記入されます。

受付場所 日沈宮左手にある授与所

受付時間 8:30 ~ 16:50

初穂料  500円以上志納

摂社 宗像神社(むなかたじんじゃ)

出雲日御碕神社 宗像神社

西参門から境内を出て海側へ歩いて行くと池に浮かぶように建っているのが宗像神社です。

ご祭神 田心姫命(たごりひめのみこと)

田心姫命は、日本神話に登場する海や航海、漁業の守護神で、宗像三女神の一柱とされています。

出雲日御碕神社 宗像神社

額の掲げられた上には、波とウサギの彫刻が施されていました。

海側の鳥居 重要文化財

出雲日御碕神社 海側の鳥居

東側入り口の鳥居とともに重要文化財に指定されています。

経島(ふみしま)

出雲日御碕神社 経島

経島は日御碕の南西海岸に面した小島です。「経巻」を積み重ねたような形状から、経本を載せた文机のように見えるため、経島と呼ばれるようになったと伝えられています。

かつて経島には、日御碕神社の天照大神を祀る日沈宮(ひしずみのみや)があり、天歴2年(948)に日御碕神社へ移されました。

現在は境外社 経島神社があり、年に一度の神事「神幸祭」が行われます。

経島は島全体が日御碕神社の神域となっているため、神事に携わる神職以外に一般人の上陸は禁止されています。

また、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています

島の周囲の海中からは、「海底遺跡」と考えられる遺構が発見されているそうです。

日御碕神社周辺スポット

日御碕灯台へは海沿いから日御碕遊歩道を歩いて、約10分ほどで行くことができます。

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出雲大社へは車で約20分で行くことができます。

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アクセスマップ

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基本情報

名称日御碕神社
所在地〒699-0763 島根県出雲市大社町日御碕455
電話0853-54-5261
交通アクセスバス:JR出雲市駅から一畑バス(日御碕・日御碕灯台行き)約60分
車:出雲ⅠCから約30分
駐車場無料駐車場有
公式HPhttps://hinomisaki-jinja.jp/

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