『出雲国風土記』の宇比多伎山にに鎮座しており、神社の周囲は「朝山森林公園」となっています。
『朝山神社』は普段、常駐の神職がいない無人の神社です。では、御朱印を頂くことはできないのでしょうか?
この記事では『朝山神社』の御朱印のいただき方を解説しています。

島根県出雲市 朝山神社の御朱印
朝山神社の御祭神とご利益
『朝山神社』御本殿には三柱の神様が祀られています。
主祭神 眞玉著玉之邑日女命(またまつくたまのむらひめのみこと) 容姿が美しく玉のような麗しい心をもった女の神様
神魂命(かみむすひのみこと) 出雲の国の共同の守護神で、親神様として崇拝した神様
大巳貴命(おおむなちのみこと) 出雲の国を開拓した別名大国主命(おおくにぬしのみこと)
ご利益 五穀豊穣・良縁・縁結びのご利益があるとされています。
御朱印のいただき方
『朝山神社』には社務所はあるものの閉まっており、普段はご神職がおられません。
御朱印をいただくことができないのかと思いましたが、参拝後にお賽銭箱の後方に目をやると御朱印のいただき方が書いてありました。

その下には、御朱印用の申し込み封筒が置かれています。

封筒に郵送先(自宅等)の郵便番号、住所と氏名、参拝日、封筒に収めた初穂料の金額を記入します。
参拝日の日付が御朱印に記載されますので、必ず記入しておきましょう。
初穂料は特に明記されていませんので、 ”お気持ちをお納めする” ということになります。
一般的に御朱印の初穂料は300円か500円というところが多いですが、そこに切手代や郵送のお手数料を考慮した額を納めるようにしましょう。
封筒に必要事項を記入してお納めする初穂料を入れたら、クリップで口を閉じ賽銭箱の中に納めます。
この時、しっかりと賽銭箱の奥まで落とし込んでおきましょう。
あとは、後日郵送されてくるのを待つだけです。
朝山神社の御朱印が届く

約1週間ほどで御朱印が自宅に届きました。
中には参拝した日付が記入された御朱印と御饌米が入っていました。
朝山神社の神在月の御朱印

真ん中には朝山神社の朱印と墨書き、右上に百合の葉の神紋、左側に参拝の日付、右側には神在月に参拝したので、出雲国神在月と墨書きされています。
神在月の御朱印にはお下がりが付いてきます

神在月に『朝山神社』を参拝して、御朱印の郵送申し込みをすると、御朱印と一緒に神在祭にお供えされたお米のお下がりも入っていました。
思いがけず御饌米をいただくことができて、とてもうれしかったです。
玄米と黒米、黄色いのはトウモロコシを砕いたもののようです。
紙に書かれた説明の最後には、” 八百萬神の御蔭をお受けください。”とあります。
神様のご加護に感謝して御饌米をいただきます。
アクセスマップ
基本情報
名称 | 朝山神社 |
所在地 | 〒693-0213 島根県出雲市朝山町1404 |
交通アクセス | JR出雲市駅から車で約15分 一畑バス【須佐線】「JR出雲市駅」~「須谷医院前」下車、徒歩30分 |
駐車場 | 有り 無料 |
公式HP | なし |