鹿嶋神社拝殿から左手へと進み”三宝荒神社” のさらに奥に”正一位八秀稲荷大明神”の鳥居があります。
正一位八秀稲荷大明神鳥居 高御位山へと続く登山道の入り口ともなっています。登山道の右側に、手前から ”稲荷社” ”三神合祀社” ”太郎坊権現” のお社があります。
稲荷社
稲荷社(案内板より転載)
稲荷神を祀る神社を稲荷神社と呼び、日本各所にあります。食物、農業、殖産興業、商業などの神様で、お稲荷様、お稲荷さんの名前で親しまれており赤い鳥と神使の白い狐がシンボルです。
稲荷神社では、「古事記」「日本書紀」などの日本神話に記載される宇迦之御魂神・ 豊宇気檜毘売神・保食神・大宣都比売神・若宇迦売神・御饌津などの穀物・食物の神を祭神とします。
総本山である伏見稲荷大社では、五穀を司る宇迦之御魂神を主祭神としています。
この稲荷社は、伏見稲荷大社より御霊わけされたものです。
三神合祀社
三神合祀社 (案内板より転載)
鹿島大神・福成大神・當勝大神の三神をお祀りしています。
鹿島大神は、天地の始めの時になりませる高皇産霊神と天照大御神の命を受けて、日本の国譲りと神武天皇の東征を成功に導かれた建国の大神です。
福成大神は、景行天皇が九州遠征の折、海上守護神である宗像三女神をお祀りになったものです。神功皇后より「神の助けによって大いに福成りぬ」と言われました。「災い転じて福となす」の言葉から、成功祈願の神様とも言われています。
當勝大神は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊で、正哉吾勝は「正しく勝った、私が勝った」、勝速日は「勝つこと日が昇るが如く速い」の意で、勝運授福の神、開運繁栄の神とされています。また、稲穂の神・農業の神でもあります。
太郎坊権現社
太郎坊権現社にまつられる八束水臣津野命は、巨大な水の神であり、稲穂の神、農業の神、 また、国造りの神、勝負の神とも言われています。
太郎坊権現社を過ぎると本格的に登山道に入っていきます。こちらの三社の後ろにも金網が張り巡らされていますが、登山道の入り口には金網の扉があり、「イノシシが出没するので扉を閉めるよう」にと注意書きの看板がありました。
アクセスマップ
基本情報
名称 | 鹿嶋神社(かしまじんじゃ) |
所在地 | 〒676-0828 兵庫県高砂市阿弥陀町地徳279番地 |
TEL | 079-447-4676 |
参拝時間 | 24時間可能 |
交通アクセス | 神姫バス【鹿嶋神社行】 姫路駅「北口」から約35分 JR曽根駅から約11分 JR曽根駅から、徒歩約30分、車約5分 |
駐車場 | あり 無料 400台 (※お正月は有料) |
公式HP | http://www.kashimajinja.or.jp/ |
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